第7回 教師塾 〜『「普通がいい」という病』を読む会〜 へ向けて(西尾)
8/5(日)に第7回教師塾の開催が決まりました。
形式としては読書会ですが、読んだ人も読んでいない人も参加できます。
この本を持参して頂ければ誰でも参加できます。
この本は、まえがきと10回の講義という形で構成されています。
ですので、通読せずともそれぞれの箇所で気づきが得られ、読書会をしやすい構成になっていると思っています。
開催するにあたり、この本のまえがきと10講についての記事を書いていこうと思います。
自身の考えを事前に発信しつつ、興味を持って頂ければ嬉しいです。
[まえがき]
p.3 はじめに
この「角」は、何しろひときわ目立ちますから、他人は真っ先にその「角」のことを話題にしてきます。
動物としての習慣からでしょうか、集団の中で「角」のためにつつかれたり冷やかされたりして、周囲から格好の餌食にされてしまうこともあります。そんなことが繰り返されますと、いつの間にか「この『角』があるから生きづらいんだ」と思うようになる人も出てきます。
ここでいう「角」とは、その人がもともと持っている人としての特徴、アイデンティティという言葉で表現しても良いでしょうか。
自分の「角」を表面に出して行くタイミングなどが上手い人や、
自分に「角」があることなどに全く気付かず猪突猛進できる人以外は、
この「角」をあーだこーだ言われた経験があるかもしれません。
私が思うに、「角」を折られてしまった人は、
「角」がある人を羨ましく思う傾向があるのではと感じます。
みんな違った「角」を持ち、認め合い、それぞれの持ち場やタイミングでうまく使いながら助け合っていけばいいのに・・・・とは思うのですが、なかなかそうはいかないこともあります。
それは、どこかで「角」を隠さざる得なくなったり、へし折られてしまったりした人が少なからずいるでしょう。
そして、「角」を丸くしたくないのに、我慢して丸くしている人が、自分でもそうとは気付かず・・・自己不全感に包まれてしまっているのかもしれません。
「角」の存在のせいで、苦しんでいる人、
もう一度、「角」を磨いてみようと思う人はこの先に書いて行くブログを見ていただいても良いですし、この本を購入し、はたまた、教師塾へ足を運んでいただけたら嬉しく思います。
おわり