第7回 教師塾 への想い(西尾)
第7回教師塾は読書会という形になっています。
自分が思う読書の意義、皆で共有する意味などについて書かせて頂きました。
イベントページにも書かせて頂きましたが、こちらにも残しておこうと思います。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
私は一冊の本を読むと、いくつかのキーワード(腹落ちした気づき)、を少しの間、持ち歩いて生活するようになります。
そのキーワードを持ち歩いて、実生活の中で物事を考えると納得・解決できることが出てきます。
それが当たり前になると、キーワードは馴染んでいき、また次の課題が見えてきて本を読むといった具合で繰り返します。
読書の良さはこういったところにあるのではと思っています。
この『「普通がいい」という病』
『「普通がいい」という病』(泉谷 閑示):講談社現代新書|講談社BOOK倶楽部
を読んだ際は、何度も、何度も背中を押されました。
自分という存在と対話を繰り返すキッカケを与えてくれて、より深く自分という存在を捉えようとするようになりました。
自分が悩んでいたことが、生きていれば一度はぶつかることであると、ココロとアタマとカラダで理解できるとフッと楽になることがありました。
また、自分の行動が実は傲慢なことだったりと気づくことができました。
参加された皆さんに何か課題があったとき、
自分一人の課題でないことに気づいたり、
我慢しなくても良いことだったり、
押し込めなくてもいい想いだったことに、
皆で気づき合え、
気づきのキーワードを次の日から持ち歩けようになれれば嬉しいです。