『「普通がいい」という病』第2講 読書感想part2
・「現実」とは?
A君:僕は音楽で食べていけるようになりたい!
A母:もっと現実をみなさい!!あなたの成績なら安定した会社への就職でもできるでしょ?!
A君:自分の人生は自分で決める!だから専門学校に行かせてくれ!
A母:現実はそんなに甘くないのよ!!
・・・
現実とは何なのでしょう。笑
いうならば、
「私はブログを書いている。」
現実だと思いますし、事実です。
少なからず、
「現実を見ろよ・・・」
と言われると寂しい気持ちになる気がしています。
妥協して他大勢が選ぶ堅実な選択をしなければならないような、
あたかもその方が本当は正解であるような大前提を叩きつけられるような気がします。
現実とはどこにあるのでしょう。
認識と事実は分けて考えて生きたいものです。
・それぞれのファンタジー
例えば、
「私は昔から貧乏で大変だったんです・・・」
と言っている人がいるとしましょう。
これは認識だということはお分かりでしょうか?
誰を、どの国のどこを基準にとるかで貧乏かどうかは変わってきますよね。
相対的に周りを見てこの人はそう言っているでしょう。
貧乏であることは事実でないにせよ、
この人が貧乏だと認識しているという事実はあります。
事実と認識の違いが思い込み(ファンタジー)を引き起こします。
私たちはどんなファンタジーの中で生きているか自覚することが先決です。
次回は第3章です。