第8回 教師塾振り返り
今回はテーマを「〜今日からあなたもテツガクシャ〜」として、哲学対話を行いました。
"哲学"についても、"対話"についても捉え方は多種多様。
立場・出生・価値観ありとあらゆる人が語る言葉は皆違う。
集まる人によって哲学の定義、対話の定義もルールも変わってくる。
その中で、ファシリテーターの瀬尾さんは、参加者の声を聴くことと、瀬尾さん自身が伝えたいことの両立を目指し、濃い思考の時間を提供して頂きました。
スッキリした人、もやもやした人、言い足りない人、言葉を発せなかった人、様々。
その体験からどんな学びを抽出するのか。
それは学び手次第。
しかし、普段から考えがある人たちが集まっているだけあって、それぞれの世界が確立された人たちがそれぞれの確立された言語で、概念を語る様子を見たときに、この会に価値を感じました。
「言語化すること。」
現状を打破する一つの方法になるだろうという確信はあります。
自分がなんで?
という感じることを、自分と自分の周りに集まる人が納得できる(だろう)言葉を紡ぐ。(※洗脳ではない)
正解はないのだけど、(納得してくれないかもだけど、)
自分と目の前にいる人が納得できる。
それには、
過去に考えることに命を使ってきた哲学者に力を借りること、
そこに集まった人に耳を傾けること、(ここが肝⇨私苦手)
自分の考えを皆にわかる形で言語化すること。
これらはどんな立場の人も、あったら良い(姿勢)なのではないかな?と思うのです。
(目に見えない立場や権力に負けず・屈せず・すがらないためにも。)
参加者の方には心地よいモヤと感を持って帰ってもらえたと思います。
次回も(哲学)対話をデザインした場とする予定です。
おわり