第9回 教師塾振り返り
第9回 教師塾 〜てつがく対話をしてみよう〜
の振り返りを記事にします。
今回は”哲学対話”をテーマに場を開きました。
哲学対話に関しての記事は、Facebookコメント欄にあります。
場について
参加された皆さんが適度な沈黙を楽しみつつ、
ルールを意識しながら対話に参加してくれたことは嬉しかったですし、
そのおかげで”対話の場”が成立していました。
対話の場を成立させるには、(私を含めた)参加者自身が対話の場にどう関わるかを感じ・考え、そして、問い・聞き・語る必要があります。
刻々と変化する対話の場と自分がどう関わるかに集中できた時間だと感じました。
参加者の感想から
・一回も発言ができなった。
⇨ 聞いてくれる人がいるから語れることを伝えました。対話の途中でも座り続けることが辛かったり、お手洗いに行くこともあるでしょう。話がずれていると感じられたり、聞きたくないことを語り始めてしまった人がいて誰も席に着かなければ対話は成立しません。
ルールの中に、「ただ聞いているだけでもいい」があってよかったと思いました。
・場の評価をすることは怖いことだと思っている。
⇨ 対話の場が終わった後に、この回のレポートを書いても良いかと尋ねられた。嬉しいことなのでお願いすると同時に内容も確認した。
「自分の感想は書くけど、評価はしませんよ。評価をするということは、自分の見える範囲をさらけ出すことだから恥ずかしいです。」と応えて頂いた。
私自身は、評価をもらってもなくてもどちらでもいい。しかし、その人の新鮮な感想は欲しいと思っている。
評価をするという行為は求められない限りするものではないなと気づきました。
・反省<試行錯誤
私個人での場づくりに関しての反省というのは、効果が薄いと感じている。
この場に集まったこの同じ組み合わせはおそらく今後起こりえない。
その場、その場で最善だと思うことをコツコツをやっていくことだろうと思う。
何よりこの場に価値があることがわかったので、負担にならない程度で続けていこうと思う。
・今後
1・2ヶ月に一度くらいの頻度で開催していく予定です。
今まで通り、これを一緒に学びたい!この人から学びたい!という、プログラムがあるので皆さんでやってみませんか?という意見はドシドシ募集中で。