教師塾 blog

思慮深く、大胆に書きます。

オンラインてつがく対話 振り返り

本日は第18回の教師塾をzoomを使用して開催しました。 哲学対話とは? gt-24o.hatenablog.jp 哲学対話は集まった人たちで座って輪になり、聴き、問い、考え、語り合います。 集まった人たちでテーマを持ち寄り、皆の関心をあることを語り合います。 ・場所…

第10回教師塾 哲学対話体験レポート

今年5月に開催された哲学対話に参加してくれた高校生がレポートを書いてくれました。 (今年5月に開催した哲学対話の振り返り記事はこちら。) 本日のつれづれ no.1098 〜第10回教師塾を終えて〜 - 名前?苗字? ひろやすの生き様ブログ シェアするのを忘れて…

第12回教師塾 振り返り

今回も前回に引き続きプログラムは哲学対話でした。 教師塾とは何か、哲学対話とは何かを簡単に説明させて頂き、質問ゲーム・テーマ決め・哲学対話とプログラムを進めました。 今回の哲学対話のテーマは、 承認されたくなってしまうのはなぜか? でした。 本…

先生の居場所

株式会社ハッシャダイ (HASSHADAI.Inc)の PRIDE | 株式会社ハッシャダイ | HASSYADAI Inc. 三浦宗一郎くんが Facebookにログイン | Facebook このようなイベントを企画してくれました! 全国の高校を講演活動しながら飛び回る中で、出会う先生の魅力に触れつ…

第11回 教師塾「てつがく対話をしてみよう」 振り返り

教師塾についてはこの記事を↓ gt-24o.hatenablog.com 教師塾は、学校で働く教員のスキルアップを行うことを主目的とした場ではありません。 学校で目の前の生徒と関わる人を”教員”、 自分の持てるもの誰かのために使い、誰かを支え、誰かに教え、伝えたりす…

活動理念 2019.5.28

教師塾[活動形態]:非営利団体[活動内容]:学習会・交流会[活動理念]「学校の教員と、そうでない人(教師)が学び合う場所を作りたい。」教員を、「学校で目の前にいる子たちと接するプロ」とし、教師を、 「自分の持てるもの誰かのために使い、誰かを支え、誰か…

第9回 教師塾振り返り

第9回 教師塾 〜てつがく対話をしてみよう〜 の振り返りを記事にします。 今回は”哲学対話”をテーマに場を開きました。 哲学対話に関しての記事は、Facebookコメント欄にあります。 場について 参加された皆さんが適度な沈黙を楽しみつつ、 ルールを意識しな…

第8回 教師塾振り返り

今回はテーマを「〜今日からあなたもテツガクシャ〜」として、哲学対話を行いました。 "哲学"についても、"対話"についても捉え方は多種多様。 立場・出生・価値観ありとあらゆる人が語る言葉は皆違う。 集まる人によって哲学の定義、対話の定義もルールも変…

『「普通がいい」という病』第6講 読書感想 part1

第6講 愛と欲望 この講では、愛と欲望の違い、また愛を生み出すための基礎概念に触れていきます。 それにはまず、孤独と孤立の違いがベースになるようです。 (この講では読書を終えて、私の言葉と本の言葉を織り交ぜながら書いていきます。) 孤独とはなん…

『「普通がいい」という病』第5講 読書感想 part2

・駱駝・獅子・小児 下記に、人間の変化成熟のプロセスについて書かれたものを抜粋しました。 (ニーチェ「ツァラトゥストラ」第一部『三様の変化』 手塚富雄訳 中公文庫) 私は君たちに精神の三様の変化について語ろう。すなわち、どのようにして精神が駱駝…

『「普通がいい」という病』第5講 読書感想part1

第5講 精神の成熟過程 〜駱駝・獅子・小児〜 これまで内容は、 ココロの声とアタマのコントールと対立があり、 ココロを声を聞いた方が”良い”と受け取られてしまっているかもしれません。 どちらが良いというより、これもバランスなのですが。 私(西尾)自…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part3

・自己形成のイメージ 塑像的自己形成 アタマで考え、理想を作り、作り上げた理想へ向かっていくように色々なものをくっつけていく。 その理想ってどうやって作り上げたんだろう? 何に影響されているんだろう?と立ち止まってもいいかもしれない。 彫刻的自…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part2

・自己コントロールの病 著者の泉谷閑示さんは精神科医であるため、この節ではこれらの項目について論じられいます。 a.強迫神経症 b.摂食障害 c.ひきこもり・不登校・家庭内暴力 d.難治性うつ病 dの項目についての抜粋です。 コントロールを行う中心は、「…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part1

第4講 捻じ曲げられる人間 ~コントロールという病~ この講では、頭由来の2元論で身体や心をコントロールすることで、どんな影響が出てくるのかを多角的に論じられています。 ・規則的な生活は本当に大切なのか 子どもにつけさせねばならぬただ一つの習慣…

『「普通がいい」という病』第3講 読書感想

第3章 失楽園 〜人間の苦しみの起源〜 ここでは、人間の仕組みについて、 頭、心、身体がそれぞれどんな繋がりがあり、どんな特徴があるのかを述べています。 頭は理性の場、 心は感情、欲求、感覚(直観)の場 となっています。 身体は心とつながっており…

『「普通がいい」という病』第2講 読書感想part2

・「現実」とは? A君:僕は音楽で食べていけるようになりたい! A母:もっと現実をみなさい!!あなたの成績なら安定した会社への就職でもできるでしょ?! A君:自分の人生は自分で決める!だから専門学校に行かせてくれ! A母:現実はそんなに甘くないの…

『「普通がいい」という病』第2講 読書感想part1

第2講 「言葉の手垢を落とす」 第2講は、テーマの通り、 ”普通とは?” ”現実とは?” という言葉の意味を考えていきます。 さらにいうと、 私たちが言葉に対して無意識のうちにどんな意味合いを込めて使ってしまっているのか? を考えていくことになります…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part3

・葛藤、悩むことの意味 悩むという状態は、苦しみも伴うこともあります。 今日のご飯は、カツ丼か、親子丼かという幸せな悩みもありますね。 葛藤自体は、自然な状態であると著者は言っています。 葛藤とは、アタマ由来のことと、ココロ由来のことで揺れて…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part2

健康とは? 私は、健康にこだわっている状態というのは、逆に不健康な状態なのではないかと思います。 健康などということは忘れ、そんなことを考えずにいることこそ、本当の健康なのではないでしょうか。 これは何でもかんでも好き好きにやってみてしまえば…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part1

第7回教師塾まであと一ヶ月ほどです。 「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書) 作者: 泉谷閑示 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/10/21 メディア: 新書 購入: 19人 クリック: 476回 この商品を含むブログ (62件) を見る 今…

第7回 教師塾 への想い(西尾)

第7回教師塾は読書会という形になっています。 自分が思う読書の意義、皆で共有する意味などについて書かせて頂きました。 イベントページにも書かせて頂きましたが、こちらにも残しておこうと思います。 ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー…

第7回 教師塾 〜『「普通がいい」という病』を読む会〜 へ向けて(西尾)

8/5(日)に第7回教師塾の開催が決まりました。 形式としては読書会ですが、読んだ人も読んでいない人も参加できます。 bookclub.kodansha.co.jp この本を持参して頂ければ誰でも参加できます。 この本は、まえがきと10回の講義という形で構成されています。 …

教師塾 活動理念 2018.3.20

教師塾 [活動形態]:非営利団体 [活動内容]:学習会・交流会 [活動理念] 「学校の教員と、そうでない人(教師)が学び合う場所を作りたい。」 その学校で、目の前にいる子たちと接するプロが教員です。 自分の持てるものを駆使して、誰かを支えたり、何かを教え…

第6回 教師塾 振り返り(西尾)

第6回教師塾のテーマは 「学び方を学び、学ぶ人を支える。」 でした。 Keramago Works 白川陽一さんを講師に招いて共に学びました。 今回の題材は体験学習。 http://e-eap.com/contents/cm_06/cm06_09/cm06_09_02.shtml 言葉にするなら、 「体験学習のサイク…

第5回 教師塾

本日は第5回教師塾でした。 以下、西尾が気づいたことを記していきます。 ・質問は、聞き手側のためのもと、話し手側のためのものがある。 ・興味をもつことも大切だけど、まずは聞いてみる。(質問をしてみる。) ・(よく考えて、理が通る内容で)言いたいこと…

第4回 教師塾振り返り と 教師塾の役割

[振り返り] 第4回教師塾のテーマは、 「マインドマップを通した自己理解」でした。マップを書くための基本事項を学ぶと共に、自己理解につなげるべく、”しあわせ”についてや、現状の”悩み”や”困り感”をマップにまとめました。 自分と向き合う。↓マップにした…

教師塾 2017.7.26

『学校の教員が様々な”先生”と交流し、学び合う場所をつくる。』 先生は、「先に生きている。」これ以上も以下もないと考えています。 先に生きる大人として、人として魅力ある人が“先生”です。どんな先生が魅力的か?着実に一歩ずつ行動でき、学び続けられ…

第4回 〜マインドマップを通した自己理解〜

第4回教師塾のイベントページができました。 第4回 教師塾 ~マインドマップを通した自己理解~ "教師塾"という名前で活動しています。 「教師、教員を育成するため。」 「教育関係者の学習会。」 というイメージを持たれるかも知れませんが、そうではなくて…

大人(教師)のサードプレイス

教師塾は、大人(教師)のサードプレイスのような場所でありたいと考えています。 現場では複雑な人間関係の中で、 「自らが言いたいことを言い、他者から言いたいこと言われる。」というシンプルなこともままならないかもしれません。 教師塾では、違った環…

教員と教師

教員 ・学校に勤務し教育に従事する人。(ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典) ・学校で児童・生徒・学生を教育する職務についている人。(デジタル大辞泉) ・学校における教育活動を職業にしている教師。(百科事典マイペディア) 教師 ・人間とくに子…