教師塾 blog

思慮深く、大胆に書きます。

第6回 教師塾 振り返り(西尾)

第6回教師塾のテーマは

「学び方を学び、学ぶ人を支える。」

f:id:gt_24_o223:20180318215233j:image

でした。

Keramago Works 白川陽一さんを講師に招いて共に学びました。

 

今回の題材は体験学習。

http://e-eap.com/contents/cm_06/cm06_09/cm06_09_02.shtml

言葉にするなら、

「体験学習のサイクルをゆっくりと4時間かけて回した。」

となるかなと思います。

 

人はこのサイクルを無意識に回しています。

その中でうまくいくこと、いかないこと、何度も失敗すること、1度の失敗で済むことなどが出てきます。

こうして人は少しずつ成長し、新たな課題を楽しみながら、省みながら生きているのだと感じました。

 

このサークルは、一人で回すこともあれば、対という関係、3人以上の集団で回すこともあるように思えます。

 

個人としてどこか一箇所が苦手でも、他者との関わり合いの中で、サイクルが回っていけば人は生きていける。

体験学習のサイクルは、

その人がどんなタイプの人なのか?

何に長けていて、何が課題なのか?

を教えてくれるものだとも感じました。

 

まとめのところで、白川さんから

「やらない(not do)という体験もある。」

というキーワードがありました。

学びを支える側は、

何を与えようか?

何をしようか?

何をしてあげようか?

何を教えようか?

と考えがちかもしれません。

しかし、

〇〇をする。という選択肢がある中でやらないことがからもフィードバックは得られます。

人はなければ生み出します。

その人らしさを引き出すことを考えるなら、

いつもいつもある状態というのも考えものだと感じました。

”やらない勇気”が貴重な体験につながることを再確認できました。

 

次回の8月の教師塾は、絶賛企画中です。

・この人からこんなこと学びたい!

・こんな持ち込み企画はどうですか?

などなどお気軽にご連絡ください。

 

教師塾スタッフ 西尾