教師塾 blog

思慮深く、大胆に書きます。

2018-07-01から1ヶ月間の記事一覧

『「普通がいい」という病』第5講 読書感想part1

第5講 精神の成熟過程 〜駱駝・獅子・小児〜 これまで内容は、 ココロの声とアタマのコントールと対立があり、 ココロを声を聞いた方が”良い”と受け取られてしまっているかもしれません。 どちらが良いというより、これもバランスなのですが。 私(西尾)自…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part3

・自己形成のイメージ 塑像的自己形成 アタマで考え、理想を作り、作り上げた理想へ向かっていくように色々なものをくっつけていく。 その理想ってどうやって作り上げたんだろう? 何に影響されているんだろう?と立ち止まってもいいかもしれない。 彫刻的自…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part2

・自己コントロールの病 著者の泉谷閑示さんは精神科医であるため、この節ではこれらの項目について論じられいます。 a.強迫神経症 b.摂食障害 c.ひきこもり・不登校・家庭内暴力 d.難治性うつ病 dの項目についての抜粋です。 コントロールを行う中心は、「…

『「普通がいい」という病』第4講 読書感想part1

第4講 捻じ曲げられる人間 ~コントロールという病~ この講では、頭由来の2元論で身体や心をコントロールすることで、どんな影響が出てくるのかを多角的に論じられています。 ・規則的な生活は本当に大切なのか 子どもにつけさせねばならぬただ一つの習慣…

『「普通がいい」という病』第3講 読書感想

第3章 失楽園 〜人間の苦しみの起源〜 ここでは、人間の仕組みについて、 頭、心、身体がそれぞれどんな繋がりがあり、どんな特徴があるのかを述べています。 頭は理性の場、 心は感情、欲求、感覚(直観)の場 となっています。 身体は心とつながっており…

『「普通がいい」という病』第2講 読書感想part2

・「現実」とは? A君:僕は音楽で食べていけるようになりたい! A母:もっと現実をみなさい!!あなたの成績なら安定した会社への就職でもできるでしょ?! A君:自分の人生は自分で決める!だから専門学校に行かせてくれ! A母:現実はそんなに甘くないの…

『「普通がいい」という病』第2講 読書感想part1

第2講 「言葉の手垢を落とす」 第2講は、テーマの通り、 ”普通とは?” ”現実とは?” という言葉の意味を考えていきます。 さらにいうと、 私たちが言葉に対して無意識のうちにどんな意味合いを込めて使ってしまっているのか? を考えていくことになります…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part3

・葛藤、悩むことの意味 悩むという状態は、苦しみも伴うこともあります。 今日のご飯は、カツ丼か、親子丼かという幸せな悩みもありますね。 葛藤自体は、自然な状態であると著者は言っています。 葛藤とは、アタマ由来のことと、ココロ由来のことで揺れて…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part2

健康とは? 私は、健康にこだわっている状態というのは、逆に不健康な状態なのではないかと思います。 健康などということは忘れ、そんなことを考えずにいることこそ、本当の健康なのではないでしょうか。 これは何でもかんでも好き好きにやってみてしまえば…

『「普通がいい」という病』第1講 読書感想part1

第7回教師塾まであと一ヶ月ほどです。 「普通がいい」という病~「自分を取りもどす」10講 (講談社現代新書) 作者: 泉谷閑示 出版社/メーカー: 講談社 発売日: 2006/10/21 メディア: 新書 購入: 19人 クリック: 476回 この商品を含むブログ (62件) を見る 今…